晴れ男だからかいい天気でした。 火葬が15時からだったので、14時前にかれんつを外に先に連れ出したら晴れているのに雨がまってきて、やさしい雨が車を包んでいたけれど、太陽は一度も隠れることなくカズに抱かれたヴィエリは助手席からの景色を堪能していました。 昨日は母の日で赤やピンクの花ばかりでテーマカラーの黄色やオレンジの花が見当たらなく絶望したんですが、青山に行ったら沢山のビタミンカラーがあり、最初は出来てる花束を2対買う予定でしたが、ダリアを入れた花束を作ろうって結構時間かけて作りました。 今朝はカズは午前中だけ仕事に行き、私は休みました。 朝からお兄ちゃんにしがみついてずっと泣いていたら、かれんつが心配して何度も傍にきて遠巻きに静かに見ていた。 ずっと私がお兄ちゃんから離れないからかれんつも段々近づいてきて、私の脇からお兄ちゃんの手の臭いをかいだり、すりすりしてちょっと離れていったので、席を外してみてないふりをしたら、お兄ちゃんの顔の臭いを一生懸命かいでかれんつなりのお別れをしたみたい。 サンダーの時は一度も傍にこなかったのにね。 右手と右足に麻痺が出て感情も無くなってきてたお兄ちゃんに変わらず毎日目を舐め続けていたかれんつ君。 最後までお兄ちゃんはボスのまま旅立てました。 そして静かに見守り続けた次男坊かれんつをこれからは守っていかないとね。 ここ数日はお兄ちゃん命のかれんつにはシビアな日々だったし、これからははじめての一人っ子だもんね。 闘病生活は結局一か月なかったのかな。骨は丈夫で頭がしっかり残っていたので、大型犬用の骨壺にしました。折角綺麗な形なのに割るのはいやですもん。サンダーよりも大きいけど長男なんだから許してね。 額にある骨は本来生まれやすいように切れ込みがあるんだけど、それが綺麗に消えていて、それは天寿を全うしたからだよって言われてなんだか救われました。
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